- 一陸技(第一級陸上無線技術士)を持っているけど、何に活かせるのかわからない
- 一陸技以外の資格や試験も受けてみたい
このような考えをしている人は多いと思います。
実際に私も一陸技を取得した後は、科目免除を利用して他の資格を取得したり、試験を受けたりしました。
この記事では、一陸技を持っていることで科目免除される資格や受験資格を得れる試験を紹介します。
一陸技の合格体験記は上のリンクからどうぞ。
一陸技で全科目免除
一陸技を持っていると以下の6資格を持っていることになります。
- 第二級陸上無線技術士(二陸技)
- 第一級陸上特殊無線技士(一陸特)
- 第二級陸上特殊無線技士(二陸特)
- 第三級陸上特殊無線技士(三陸特)
- レーダー級海上特殊無線技士(レ海特)
- 第四級アマチュア無線技士(四アマ)
一陸技から三陸特の相互関係は
一陸技>二陸技>一陸特>二陸特>三陸特
と一陸技が上位互換の資格となっています。
一陸技は陸上の無線資格ですが、海上のレ海特と同等のことができます。
また一陸技は業務用の資格ですが、個人的に利用できる四アマとも同等のことができます。
一陸技で一部科目免除
一陸技を持っていることで部分的に科目免除となる資格・試験はたくさんあります。
それぞれ、無線とそれ以外の資格・試験で分けて紹介します。
一陸技で科目免除される無線資格
- 第一級総合無線通信士(一総通)
- 第二級総合無線通信士(二総通)
- 第三級総合無線通信士(三総通)
- 第一級海上無線通信士(一海通)
- 第二級海上無線通信士(二海通)
- 第三級海上無線通信士(三海通)
- 第四級海上無線通信士(四海通)
- 第一級海上特殊無線技士(一海特)
- 第二級海上特殊無線技士(二海特)
- 第三級海上特殊無線技士(三海特)
- 航空無線通信士(航空通)
- 航空特殊無線技士(航空特)
上記計12の資格において、工学の基礎、無線工学A、無線工学B、無線工学の科目が免除されます。
私はこの科目免除を利用して一総通を取得しようと考えています。
一陸技で科目免除される無線以外の資格
無線とは関係ない資格でも科目免除が適応されるのが一陸技のすごい点ですね。
- 電気通信主任技術者(伝送交換・線路)
- 工事担任者(総合通信・第一級アナログ通信・第二級アナログ通信・第一級デジタル通信・第二級デジタル通信)
- 職業訓練指導員(電子科)
私は一陸技の科目免除を利用して工事担任者第一級アナログ通信を取得しました。
一陸技で受験資格を得る
最後は一陸技を持っていることで受験することができる資格・試験です。
- 社会保険労務士(社労士)
- 消防設備士
- 教員免許
- 警察庁技官
- 海上保安庁無線従事者
- 国土交通省航空管制技術官
- 陸上自衛隊技術陸曹
- 海上自衛隊技術海曹
- 陸上予備自衛官補(技能)
基本的に一種教員免許を取得するには大学を卒業する必要がありますが、一陸技を持っている場合は条件を満たすことで、大学を卒業しなくても教員になることが出来ます。
一陸技を持っていることで国家公務員への進路もできます。
実際に私は陸上予備自衛官補(技能)の試験を受けました。
一陸技の科目免除まとめ
この記事では無線の資格である一陸技を取得した後にできることをまとめました。
無線だけでなく、教員や国家公務員にまでつながる資格なのでまだ持っていない人は一陸技を受験してみてはいかがですか?
そして、すでに持っている人は他の資格に挑戦してみるのも面白いと思います。
一陸技に合格するには過去問がおすすめです。
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