こんにちは、七草です。
私は大学入学前に原付(原動機付自転車)の免許を取得しました。
原付は自転車よりも速く、疲れずに移動することが出来る素晴らしい乗り物です。
この記事では、原付を取得する流れについて、私の体験談を交えながら説明します。
原付免許を取得する背景
大学から一人暮らしをするにあたり、借りたアパートが大学まで徒歩50分、最寄り駅までも徒歩50分ということがGoogle Mapsにより判明しました。(最寄り駅から大学までは徒歩90分)
さらに、大学まで行くには山を登る必要があり、大学生からは「登校」の代わりに「登山」と表現している人もいるぐらいです。(もちろん、「下校」の代わりは「下山」)
上記の背景があったため、主に通学用として原付が欲しくて免許を取得することにしました。
原付免許を取得する前日
原付免許を取得するうえで最大の壁は学科試験です。
学科試験の内容は文章問題が46問(各1点)、イラスト問題が2問(各2点)の合計50点満点中45点を取る必要があります。
私は大学合格の発表後に原付免許を取得することなったので、大学入試に続いての試験勉強のモチベを上げるのに1日かけました。
そして翌日から、問題集を使って勉強しました。
問題の多くは一般常識で解けますが、具体的な数値問題や必要十分条件がおかしい問題などがあるので、それに慣れるという意味で問題集に取り組みました。
例として、
- 原付でリヤカーを牽引するときの最高速度は、時速25キロメートル
- 原付は公道で時速50キロメートル以上出してはいけない→正解は×
原付の法定速度は30キロなので、当然50キロ以上だしてはいけません。
なので、上の問題例は○だと思ってしまいますが、正解は×らしいです。諦めて暗記しましょう。
原付免許を取得する当日
試験会場に行く
原付の免許を取得するには住民票に記載されている都道府県の運転免許センターに行く必要があります。
私の場合は、一番近い運転免許センターまで電車で1時間、駅に降りてから徒歩30分かかりました。
適正検査
視力検査などをします。
目が悪い人は、眼鏡やコンタクトレンズを忘れずに持参する必要があります。
そして、免許証の条件欄には眼鏡等と記載されます。
学科試験
50点中45点が合格ライン、つまり正答率90%以上とる必要があります。
原付の学科試験の合格率は約50%と、2人受けたら1人は落ちる確率です。
油断せずに一発で合格できるように前日からの勉強を思い出しながら受験してください。
本番に気を付けることは、問題文をよく読むことと、時間切れで解けない問題を作らないことです。
もし落ちた場合でも、別日に受験することは可能らしいです。
しかし、受験料と会場に行く手間がかかるので一発合格を目指した方がいいと思います。
実技講習
学科試験に合格したら外に出て実技講習です。
講師の方の話をしっかり聞いて安全に講習を受けてください。
自転車より重量が大きく、車体の幅も広いので押して8の字に歩く練習が少し大変でした。
また、初めて運転した時は、時速30キロメートルでも怖く感じました。
免許交付
最後に、運転免許証の交付です。
これ以降は公道でも原付を運転することが可能となります。
顔写真が囚人みたいに感じるのは運転免許あるあるだと思っています。
交通安全に気を付けて運転免許センターから帰りましょう。
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